大学院博士課程終了後における「就職待機者」の取り扱い
上図で示した①・②および(a)・(b)の組み合わせに該当するケースについての取り扱いを、次に示すように扱うこととした。
① 大学院の博士課程に在籍する者(オーバードクターを含む。以下、在籍者という。)であって、論文を二篇以上有する者は、新たに会員として手続きをとり、あるいは、既に院生会員である者については、院生会員としてそのまま止まることができる。
② 在籍者であって、論文が1篇(修士論文のみ)の場合は、会員としての資格条件(論文二篇以上)を満たさないので、会員となることはできず、院生会員として止まらざるを得ない。
(a) 大学院の博士課程(3年間)を修了し、退学の手続きをとった者であって、論文を二篇以上有する場合の取り扱いは、その者が大学・その他機関への就職を待機している者(以下、就職待機者という。)である場合は、「会員の入会および退会に関する基準」(二(1))での「在籍者またはこれに準ずる者で……」という場合の「これに準ずる者」に該当するのであるから、新たに会員として手続きをとる場合には会員として、または、新たに院生会員として手続きをとる場合には院生会員として認めるものとする。
(b) 就職待機者であって、論文が1篇(修士論文のみ)の場合は、「会員の入会および退会に関する基準」(二(3))での「在籍者またはこれに準ずる者で……」という場合の「これに準ずる者」に該当するのであるから、新たに院生会員として手続きをとることができる。